おはようございます。鈴木です。

 夏期講習・8月の通常授業へご参加いただきまして、ありがとうございます。

 中学生は定期テストと学力調査が終わり、ようやく落ち着いてきたところかもしれません(もちろん、定期テストがまだな学校もありますが)。しかし、ここで気を抜かないでください! ここから冬期講習までの期間が真の頑張りどころです。ここで気を抜くと、受験失敗の可能性が著しく高まります。

 なぜ、ここから冬期講習までの期間が真の頑張りどころなのか?

 私は次のように考えています。

 「学習リズムが狂いやすい」

 学校が始まり、夏のような勉強量を確保することが難しくなります。
 定期テストと学力調査が終わり、「一段落ついた」と、気を抜きやすくなります。
 10月に内申点が出て、希望の点数に届いて安心するor届かず、モチベ減少→勉強しなくなる危険があります。
 文化祭や体育祭に熱中し、勉強に手がつかなくなる可能性があります。

 …と、あげればキリがないのですが、この時期は「いつの間にか勉強をしなくなっている!」という状態に陥る危険性が高まる期間なのです。

 明倫館では、そうならないため、この時期に生徒一人ひとりと向き合い、集中を切らさないように声をかけ続けます。

 気が抜けてしまった生徒は、見ればすぐにわかります。何かしら兆候があるのです。もちろん、そのあらわれ方は人それぞれですが、1週間に何度も会ってその子を観察していれば、異変に気づくことができます。

 そのとき、どのような声かけをするか。甘い言葉はかけません。ありのままを率直に話します。子どもたちは賢いですから、そもそも自分の異変に気づいているケースが多いのです。そんな子に表面上の声かけをしても、何も響きませんし、何も変わっていきません。ありのままを、率直に話します。子どもたちは、たとえ気づきがあったとしても、どうしたらよいのかわからないという状況に陥っているだけです。必要なのは、少しのきっかけです。しかし、この少しのきっかけを築けないまま、流れるように日々を過ごしているという子が多いのが実情なのかもしれません。そういった子たちを少しでも多く救うべく、私たちは行動し続けます。

 みなさんも、歩み続けましょう。

 ここで立ち止まったら、来年の成功はありません。目の前の結果に一喜一憂するとは思いますが、ぜひとも長期的な視野をもって行動し続けてもらいたいと思います。

 今日からサクセスゼミも始まります。よい学習リズムを築くために一所懸命、精進していきましょう。