明倫館塾長ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
明倫館塾長の永倉です。
もうすぐ、冬期講習が始まります。
冬期講習は、単なる授業ではありません。
「学力を伸ばすスイッチを入れる時期」なのです。
この時期にどんな気持ちで学習に向き合うかで、
冬の成果はもちろん、来年の成長スピードまで変わっていきます。
今日は、冬期講習を最大限に活かすための
マインドセットについて書いていきたいと思います。
■「いま変わると決める」ことからすべてが始まる
冬期講習は、魔法の期間ではありません。
ですが、「ここで、自分を変える」と明確に決めた生徒は、
短期間でも驚くほど伸びます。
たとえば、
・基礎を徹底してもう一度固め直す
・弱点を冬中に１つだけ確実に克服する
・学習習慣を冬から整える
こうした決意の方向性があるだけで、
行動が変わっていきます。
逆に、なんとなく参加すると、
どれほど良い教材や環境があっても
伸びは限定的になってしまいます。
まずは、「この冬で何を変えるのか」を
一言で決めるところから始めましょう。
■できるようになる自分を想像する
冬は気温も下がり、心も縮こまりやすい季節です。
だからこそ、前向きな想像を持つことが大切です。
・数学の計算がスラスラ解けるようになったら
・英単語が自然に読めるようになったら
・テスト勉強のやり方に自信が持てたら
こうした、できるようになった未来の自分を想像すると、
勉強のスイッチが入りやすくなります。
成績は努力の量だけでなく、
「どんな気持ちで取り組むか」でも
大きく変わるのです。
■完璧を目指さず「小さく積む」
冬期講習で伸びる生徒は、
完璧を目指していません。
むしろ、小さな積み重ねに集中している生徒ほど、
確実に力をつけていきます。
・毎日10分の復習を必ずやる
・その日の内容を３行でいいからまとめる
・質問を1つだけでも先生に投げる
こうした小さな行動が、
冬の学習を安定させます。
反対に、「全部完璧にやろう」とすると、
３日で息切れしてしまいます。
大事なのは量ではなく、継続です。
■「質問する勇気」を持つ
冬期講習の期間は、
普段より密度高く理解を進められる貴重なチャンスです。
分からないところを抱え込むと、
それだけで伸び幅が小さくなってしまいます。
だからこそ、
「分からないをその日のうちに解消する」
という姿勢が非常に大切です。
質問は恥ずかしいものではありません。
質問できる生徒こそ伸びていきます。
■保護者の役割は「背中を押す一言」
冬期講習の成果を左右する一部に、
家庭の雰囲気があります。
・「この冬、いっしょに頑張ってみよう」
・「昨日より少しできたね」
・「まずは10分だけやってみようか」
こうした前向きな一言が、
子どものやる気を支えるエネルギーになったりします。
過度なプレッシャーや期待は逆効果ですが、
伴走する気持ちを見せていただくと、
子どもは安心してチャレンジできるのです。
■冬期講習は、自分を変えるきっかけ
冬は、成績が最も伸びる季節です。
気持ちの切り替えもしやすく、
集中しやすい時期でもあります。
大切なのは、
「変わりたい」と決めることです。
そして、小さな行動を積み重ねることです。
明倫館では、この冬も全力で生徒の成長を支えます。
不安なこと、心配なこと、取り組み方に迷いがあれば、
遠慮なくご相談ください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
明倫館
塾長 永倉秀樹
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