明倫館塾長の永倉です。

「どうすれば勉強が続くようになりますか?」
これは、保護者の方から

多く受ける質問の一つです。

成績が伸び悩んでいる子ほど、
「やる気が続かない」
「三日坊主で終わってしまう」
と悩んでいます。

しかし、これまで多くの生徒を見てきて、

言えることがあります。
 

勉強が続く子は、特別な才能を持っているわけではありません。

違いは、最初に身につけている、ある力だけです。

■続く子が持っているのは、自分を動かす力

勉強が続く子は、

気分が良いから机に向かうのではありません。
むしろ、

疲れている日、気が乗らない日でも、

淡々と行動します。

その正体は、
やる気がなくても、まず動ける力です。

この力は、生まれつきのものではありません。
正しいやり方で、誰でも身につけることができます。

■続かない原因は、最初の一歩が大きすぎること

続かない生徒に話を聞くと、

よくこんな目標を立てています。

・今日は2時間勉強する
・ワークを一気に終わらせる
・全部完璧に理解する

意欲は立派なのですが、

これでは続きません。
なぜなら、

最初の一歩が大きすぎるからです。

続く子は違います。

・今日は10分だけ
・今日はこの1ページ
・今日はこの3問

確実にできることから始めるのです。
これが、継続の最大のコツです。

■できた経験が「次もやろう」を生む

勉強は、感情に大きく左右されます。
「できた」という感覚がないと、

次の行動につながりません。

小さくても、
・机に向かった
・問題を1問解いた
・ノートを開いた

この、できたの積み重ねが、
自分はやれるという感覚を育てます。

この感覚を持てるようになると、

勉強は自然と続き始めます。

■家庭でできる、続ける力を育てる関わり方

保護者の皆さまにぜひお願いしたいのは、
結果よりも行動そのものに目を向けていただくことです。

「今日は少しでも進めたね」
「昨日より早く始められたね」
「机に向かったのがえらいよ」

こうした声かけは、
子どもに安心感を与えます。

勉強が続かないのは、

怠けているからではありません。
続け方を知らないだけです。

■続ける力は、すべての土台になる

勉強が続くようになると、
・成績
・自信
・考え方
が少しずつ変わっていきます。

今日できなくても大丈夫です。
昨日できなかったとしても問題ありません。

大切なのは、
今日、ほんの一歩でも前に進むことなのです。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

明倫館

塾長 永倉秀樹

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