明倫館塾長の永倉です。年内の冬期講習も、今日を入れて残り2日となりました。教室のカレンダーを見て、あらためて「年末なんだな」と実感します。冬期講習というと、どうしても「短期集中」「追い込み」といった言葉が浮かびがちですが、実際の教室の空気は、少し違います。慌ただしさの中にも、不思議と落ち着きがあり、どこか静かな緊張感が漂っています。生徒たちは、もう自分のやるべきことが分かっています。テキストを開く手つき、問題に向かう姿勢、質問するタイミング。積み重ねてきた時間が、確かに表れています。この時期になると、こちらが声をかけなくても、黙々と机に向かう生徒が増えてきます。それは、勉強が好きになったからではありません。やらなければならない理由を、それぞれが自分なりに理解し始めているからだと思います。年内最後の2日間は、成績が劇的に変わる魔法の時間ではありません。けれど、姿勢が変わることはあります。考え方が少し整理され、自分の弱点を冷静に見つめられるようになります。その変化は、年が明けてから、じわじわと効いてきます。私たちがこの2日間で大切にしたいのは、全部やり切らせることではなく、この先も続けられる形を残すことなのかなと思っています。無理に詰め込まず、できたことをきちんと確認し、ここまではやれたという実感を持って年を越してほしいと思います。年内の冬期講習は、あと2日です。この時間が、生徒一人ひとりにとって、来年につながる良い区切りになるよう、最後まで丁寧に向き合っていきます。今年も残りわずかです。体調に気をつけつつ、落ち着いた年末をお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明倫館塾長 永倉秀樹
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