こんばんは。鈴木です。

 附属中学校の3年生が、12月6日(土)に出された課題「静トレ」を、早くも終えました!

 ところが、その子はあと2周する気らしく、まだまだ学習を続けているのです! びっくりですね。

 このように切り出すと、「はじめからできる子でしょう?」と思われるかもしれませんが、中学1年生、2年生のときはそんなことはありませんでした。

 中学3年生になってから、段階的に変わっていったのです。

 夏の夏期講習中に自習室をたくさん利用し始めたのが大きなきっかけでした。そこからメキメキと実力がつき、さらに自ら考える力が育ち、能動的な学習へと徐々に変化していきました。

 夏明けからも自習室に早く来て、よく質問をするようになりました。先日は、英作文の問題をひたすら解いて、「全部添削してほしい」と言ってきたので驚きました。尋常じゃないくらい添削の量が多いのです。しかし、添削してみると、自らよく考え、解答例にはない、でも同じような言い回しが書かれているのです。初めは、「めっちゃ添削しないといけないじゃん!」と先生らしからぬやましい思いが出てきてしまっていたのですが、終わってみたらこちらが何だか元気をもらえたようになってしまい、ちょっと涙ぐんでいました(笑)。嬉しかったですねぇ。まさかここまで成長しているとは。この子は、自らのぞんで学習をしているので、その点がとても大きいのでしょう。

 この子だけでなく、どんな子も同じような可能性を持っていると思います。思うのですが…、最終的には自分次第。自分の心に問うてみて、素直にそれに従っていけるかどうかにかかっているような気が致します。それを別のことで誤魔化してしまうから、うまくいかなくなる。

 言い訳や誤魔化し、フリはもうやめましょう。何より、自分に対してよくない。

 どの子にもきっかけを築ける素地があります。生かすも殺すも自分次第ですが、忙しいのか何なのか、一度立ち止まってじっくりと考える時間を誰しもがもてていないように思います。

 冬休み目前ですが、冬期講習が始まる前に一度自分を振り返ってみてください。そして、講習中はぜひ行動で、改まった自分を示してもらいたいと思います。

 私たちはそれを見逃しません。

 それでは、今週金曜日までは通常授業に励み、そのあとはまた冬期講習でお会いしましょう!

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