であると、村山斉さんが一昨日放送の「スイッチインタビュー」でおっしゃっていました。

 ひとつのことを効率主義で極めようとしても難しいようですね。村山さんは「別のことをやったり、気分転換したり、それこそお茶飲んでたりするときから初めていいアイデアが出たりするっていうことのほうが経験が多いので、人間ってそういうもんじゃないかなって思うんです」ともおっしゃっています。

 さらに、そこには村山さんのように目的意識がないと、物事が関連付けられたり意味付けられたりしないのではないかなと思います。闇雲にやっていても、深い洞察は生まれないような気がします。

 一方、武さんの話で興味深かったのは、映画は撮る前に頭の中で完成しており、撮影の過程で失敗しているという話でした。

 だとすると、出来上がった作品は武さんにとって満足のいくものではないのかもしれません。そういった作品が賞をもらってしまうと、内心複雑な思いなのかなぁ…と勘繰ってしまいました。

 しかし、お二人の対談からは色々な刺激を頂けたので、やはり視聴して良かったなと思いました。

 ところで、録画を見ようとテレビをつけましたら、NHKで大リーグの中継をやっておりました。ちょうど大谷選手に打順がまわるころでしたからそこまで録画を見る手を止めていたのですが、同点ホームラン…(´Д`;)スゴスギル。「お前も頑張れ」と言われているような気持ちになりました(笑)。さぁ、仕事をしましょうか。

 ムンッ。