というのが、近年通用しなくなっている。

 例えば、紅葉。

 昨年の紅葉シーズンには、京都の瑠璃光院という場所を訪ねたのだが、「例年なら」紅葉していたはずが、まだ緑が混じっていた。

 今年は暑さが長引いており、気温が下がったかと思いきやまた上がる、を繰り返している。

 茨城県に国営ひたち海浜公園という場所があり、よくニュースで見かける光景を見たく、訪れてみた。「例年なら」…である。

 タイミングなのだろうが、「今がベストですよ!」という時期に一度は当たってみたいものである。

 ところで、試しに「である」調で書いてみたが、鼻につく文章になっているような気がする(笑)。なんだか偉そうだ…。

 見頃までもう少し、な様子。「例年なら」良いタイミングだったはずだ。