こんにちは
明倫館塾長の永倉です。

「同じように声をかけてるのに、上の子には響いたのに下の子には効かない…」
そんな経験はありませんか?
実は、子どものタイプによって響く言葉は違うのです。
今回は、子どもの「やる気スイッチ」を押すタイプ別声かけ術を
書いてみたいと思います。

・ 子どもにはそれぞれ「動機づけタイプ」がある!!
心理学では、やる気を左右する主なタイプを次の4つに分けることがあります。
①【達成志向タイプ】
特徴: 負けず嫌い・結果重視・目標を持ちやすい
響く言葉例:
「あとちょっとで100点だったね!」
「目標決めてチャレンジしてみようか」
→ このタイプには「数字」「順位」「記録」など具体性のある声かけが効果的です。
②【承認志向タイプ】
特徴: 褒められると伸びる・見ていてほしい
響く言葉例:
「そのノート、すごく丁寧に書けてるね」
「毎日がんばってるの、ちゃんと見てるよ」
→ 結果よりも努力や変化を見つけて声をかけましょう。
③【関係重視タイプ】
特徴: 人間関係に敏感・共感を大切にする
響く言葉例:
「一緒にやってみようか」
「ママも昔これ苦手だったよ~」
→ 一人にしすぎず、共感や安心感のある関わりがやる気につながります。
④【好奇心タイプ】
特徴: 知りたがり・自分で進めたい・自由を好む
響く言葉例:
「これ、ちょっと面白そうじゃない?」
「これ、どう思う?やってみる?」
→ 指示するより“問いかける”形が効果的。自由度を尊重しましょう。
親のクセとズレていると、響かない
親が「自分が言われてやる気が出る言葉」で
子どもに接してしまうことはよくあります。
でも、それが子どものタイプと合っていないと、
逆効果になることもあるのです…。
子どもをよく観察し、
「どんなときにやる気が出ていたか?」
を思い出してみてください。
まずは「試してみる」から!!
今日からできることは、
「いろんな声かけを試す」ことです。
試行錯誤の中で、
「この声かけ、今のこの子に合ってるな」
と感じられる瞬間がきっと来ます。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
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明倫館塾長
永倉秀樹