こんにちは
明倫館塾長の永倉です。

「ちゃんとやりなさい!」
「なんでこんなこともできないの?」
つい口から出てしまうこれらの言葉。
でも実は、子どものやる気をしぼませてしまうNGワードかもしれません。
今回は、気をつけたい言葉と、
代わりに使いたいポジティブ変換について書きたいと思います。

なぜ、叱る言葉はやる気を奪うのか?
脳科学的に見ると、
人は否定的な言葉を浴びると脳が防御モードに入り、
思考や行動を止めようとします。
つまり、「もっと頑張ってほしい」という気持ちが、
逆にやる気を奪う原因になるのです。
よくあるNGワードとその影響
NGワード | 子どもが受け取る印象 |
---|---|
「ちゃんとしなさい!」 | 何が悪いのか分からない。不安だけが残る |
「また同じ間違いしてる!」 | 自分はダメだというレッテルを貼られた気分になる |
「そんなことじゃダメでしょ」 | 行動を変える気を失う。自己否定につながる |
「どうしてできないの?」 | 責められているようで、やる気がしぼむ |
ポジティブ変換で印象を変える!
NGワード | ポジティブ変換 |
---|---|
「ちゃんとしなさい!」 | 「○○をすると、もっと良くなるよ」 |
「また間違えたね」 | 「この前より1問多くできたね」 |
「そんなことじゃダメ」 | 「ここまでできたのはすごい。あと少し工夫しよう」 |
「なんでできないの?」 | 「どうすればできるようになるか、一緒に考えよう」 |
言い方ひとつで、心は動きます。
言葉は、指示ではなく対話に変えるだけで、
子どもの反応は大きく変わります。
まずは、「NGワードを減らす」ことから始めてみてください。
大人も“完璧”じゃなくていいんです。
もちろん、完璧な声かけなんてできなくて大丈夫なんです。
大事なのは、「気づいて」「切り替える」ことなのです。
「さっきちょっとキツかったかな…ごめんね」
その一言が、子どもとの信頼関係を深めます。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
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明倫館塾長
永倉秀樹