こんにちは
明倫館本部教室の永倉です。

只今、夏期講習受付中です。
明倫館の夏期講習↓
『夏期講習受付中!!(静岡市に4教室!地元密着の明倫館)』こんにちは明倫館塾長の永倉です。永倉の自己紹介はコチラ↓
『明倫館塾長永倉の自己紹介です。』明倫館塾長のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。 明倫館塾長の…ameblo.jp
体験授業はコチラ↓
シリーズで書いている
子どもの学力を10倍に伸ばすアプローチは
今回が4回目です。
どうぞ宜しく御願いします。
永倉の過去の記事はコチラ↓
永倉先生の記事|明倫館本部教室のブログ明倫館本部教室さんのブログテーマ、「永倉先生の記事」の記事一覧ページです。ameblo.jp
■「覚えられない…」は、記憶の建築設計がないから
「英単語が覚えられない」
「歴史の年号が頭に入らない」
「公式が出てこない」
こうした悩みの多くは、「記憶力が悪いから」ではありません。
実は、記憶の設計ができていないことが原因です。
建築の世界では、「構造」や「配置」を緻密に設計して建物を建てます。
記憶もそれと同じなのです。
なんとなくで覚えるのではなく、頭の中に記憶の家を建てる感覚が必要です。

■ 建築の知恵①:「構造」がないとすぐ崩れる
建物は、柱・梁・壁などの構造がしっかりしているから立ちます。
記憶も同じく、「つながりのある構造」で覚えないと、すぐに忘れてしまいます。
例
・年号や出来事を単独で覚える(バラバラ)→崩れる
・「なぜ起こったか」「誰が関わったか」「次に何が起きたか」でつなぐ(構造)→定着する
建築で言う設計図にあたるのが、「知識のマインドマップ」や「関係図」なのです。
■ 建築の知恵②:「配置」を意識すると忘れにくい
建物の中では、玄関→廊下→部屋…と位置と順番があります。
人は空間の場所記憶に優れているため、
知識も「どこにあるか」を意識すると記憶に残りやすくなります。
学習に応用
・教科書の「ページの左上にあった説明文」を記憶していたことはありませんか?
→それは、視覚的配置記憶です。
・ノートを同じ形式・同じ色使い・同じ見開き構成で揃える
→「あの情報は右ページの下の方」に定着しやすくなる
■ 建築の知恵③:「導線」がスムーズだと記憶が取り出しやすい
建築では、玄関からトイレ、リビングからキッチンへの動線が重要です。
記憶でも、関連知識へのアクセスのしやすさが学力に直結します。
例
・「鎌倉時代」と聞いたとき → 「源頼朝」「幕府」「御成敗式目」などにすぐ連想がつながる。
単語の連想ゲームや関連語クイズを日常的に行うと効果的です。
■ 記憶のための「建築的ノート術」
以下のように構造・配置・導線を意識したノートを作ることで、記憶力は一段階上がります。
・ノートのレイアウトを統一する
左ページ | 右ページ |
---|---|
用語・図表 | 解説 自分の言葉でのまとめ |
→「どこを見れば何があるか」が毎回同じなので、記憶が整理される
色・記号・囲み枠を使って「柱」を立てる
赤:重要語句
青:つながり語
緑:補足説明
枠:まとめブロック
→これは建築で言う「構造体」として働きます
定期的に増築して記憶を強化する
・1週間後に「追記コーナー」を追加
・「間違えた問題」に対応した補足を欄外に追加
→学習が進むにつれて「記憶の家」が大きく、強くなっていくイメージです。
■ 「暗記」ではなく「設計と運用」の時代へ
知識は詰め込むものではなく、
設計して配置し、必要なときに取り出すもの。
これは建築の「空間設計」と同じ発想です。
現代の入試や模試では、単なる暗記よりも、
複数の知識を関連づけて活用できるかが問われています。
だからこそ、「設計型の記憶力」を育てることが、
これからの学びには不可欠です。
■ まとめ:「記憶は、建てられる」
記憶は才能ではありません。
建築と同じで、「構造」「配置」「導線」を設計すれば、
誰でも忘れにくく、思い出しやすい記憶が手に入ります。
✔ 知識に“つながり”を持たせて構造化する
✔ ノートやページの“配置”を意識する
✔ 導線を意識して、情報同士を行き来できるようにする
最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。
明倫館本部教室
永倉秀樹

明倫館では、
無料体験授業と学習相談を随時行っております。
気軽にお問合せ下さい。
教室案内 | 明倫館個別専門館お問い合わせ本部教室(鷹匠教室からリニューアル!!) 個別指導 集団指導(附属中専門クラス中1~中3・公立中クラス中1~中3) 電話 054-204-3911お問合せ 月曜~金曜 13:00~22:00 住所 〒420-0838 静岡市葵区相生町12−18 静塩ビル2Fアクセス 静鉄新静岡駅から徒歩5分、日吉町駅から徒歩1分塾長 永倉秀樹村上創meirinkobetsu.com『