明倫館塾長ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
明倫館塾長の永倉です。
成績が伸びる生徒には、共通点があります。それは 「やりっぱなしにしない」 ことです。毎週どれだけ勉強したとしても、自分の学びを振り返らなければ、成果は点で終わってしまいます。逆に、週に1回だけでも振り返りの時間を持つ生徒は、確実に成長していきます。これは長年指導していて確信と言えることです。

■なぜ「1週間の振り返り」が効果的なのか?
理由はシンプルで、行動の質を上げられるからです。
勉強は量だけで勝てるものではありません。
「どんな勉強をしたか」
「何ができるようになったか」
「何がまだ不十分なのか」
これを把握することで、
次の一週間が劇的に変わっていきます。
さらに振り返りは、
・成長の実感
・不安の見える化
・習慣化のブレーキ防止
などの心理的な効果も持っています。
特に中学生は、行動と気分が直結する時期です。
できた自分を確認することは、
勉強のモチベーション維持に直結します。
■振り返りで書くべき3つのポイント
「どう振り返ればいいのか?」
たいそうなことを書く必要はありません。
次の3つだけで十分です。
①できるようになったこと
小さくても良いのです。
漢字が覚えられた、
計算が速くなった、
英文がスラスラ読めた…
なんでもOKです。
②できなかったこと・課題に感じたこと
これは次週の伸びしろです。
書くだけで気持ちが整理されます。
③来週に向けてやること(1つで良い)
習慣は、絞るほど続きます。
「数学ワークを3日で終わらせる」
「英単語を毎日10個」
など具体的にしましょう。
この3つを5分で書くだけで、
学習の質は確実に上がります。
■家庭でできるサポートは「聞くこと」だけで良い
振り返り学習は、保護者のサポートがあるとさらに効果が高まります。
しかし、難しいことをする必要はありません。
おすすめは、週末の会話に振り返りをひとことだけ入れることです。
「この1週間、どんなことができるようになった?」
「来週は何をがんばりたい?」
「今不安なことってある?」
この3つを聞いてあげるだけで十分なのです。
子どもは話すことで、
自分の成長と課題を整理できます。
過干渉は逆効果ですが、
伴走者として見守る姿勢が習慣を育てます。
■振り返る習慣が成績を変える
週に一度の振り返りは、
ただの作業ではなく、
未来への投資です。
「できた」
「できなかった」を整理し、
「来週はどう動くか」を決める。
これを続けるだけで、
生徒は確実に変わりっていきます。
そして何より、
成長を自分で実感できるようになることが、
勉強の最大のモチベーションになります。
明倫館では、
子どもたちが自分の力で歩き出せるよう、
これからも丁寧に伴走していきたいと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
明倫館
塾長 永倉秀樹
TEL:054-204-3911(明倫館本部教室)
click↓



