って、する必要があるのかな?

 例えば、仕事とプライベートって分けなくてもいいんじゃね? プライベートの延長が仕事だっていいじゃない。

 勉強って非日常的? 日常的なものにすりゃあいいじゃん。何でも勉強だろ。

 区別が人を弱めてるんじゃないか?

 昔読んだ『失敗の本質』という本に、専門化しすぎるとそのこと以外への対応力がなくなり、結果滅びやすくなる、というようなことが書いてあった。

 それが頭にこびりついて離れない。

 最近高校を中退した子が言っていた。みんな区別したがるけど、何であれ何かから派生したワケであって、もとをたどれば行き着く先は同じ、という話。

 その通りだと思う。

 なのに、なぜかみんな分けたがる。そして決めつける。

 それが効率的だと思っている。そこに疑いをもつべきではないのか?

 今こそ、共同体的な取り組み方が必要なのではないか。

 これは苦手で、あれは得意という区別はしなくていい。区別をするから、それが事実だと思い込んでしまう。

 区別することなく、何でもやってみよう。

 可能性は、無限大だ。

 始まりの場所に、今年もやってきた。