こんばんは。集団指導室長の鈴木です。
中学生のときの思い出としてよく浮かぶのは、学校から自宅に帰る道のりのことです。
友人と帰るときはたわいもない話をしながら歩いているのですが、今考えるとこれが至高の時間だったなと感じます。また、ひとりで帰るときもあれやこれやと空想が浮かんできて、これまた楽しい。足裏が地面と接する感覚が心地良かったのです。
今でも、旅をしているときは歩いている時間が一番幸せですね。
思えば大学生のときも、読書をしていて「面白え!」と感じたときは椅子から立ち上がり、部屋をぐるぐるしながら歩き回っていた記憶があります(笑)。歩くというのは、多幸感につながる何かがあるようです。
大人になり、車に乗ることが当たり前で、デスクワークも多くなると、気づけば座っていることが日常化している。こうなると、だんだんと人間らしさから離れ、精神的にも不安定な日々を送るようになっていったように思います。
大人になることで、歩くことの大切さを失ってしまっていたなぁ、と最近つくづく思います。そのことに気づけて良かったと思いつつ、また気づいたら歩かない生活になっていた…なんてことにならないように、意識して歩き続けたいと思います。頭の中だけで考えていると、どんどん感覚がズレてしまうから、怖いですよね。やっぱり、同時に身体も動かさないといけないようです。
朝の風景。朝の道は人口密度プレッシャーもなく、清々しい気持ちになります。