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明倫館塾長の永倉でございます。
教えない指導という選択肢
塾で指導をしていると、「どうやって教えるか」を常に考えます。
わかりやすい説明、丁寧な解説、的確な指導。どれも重要です。
しかし、「教えない指導」という選択肢が
生徒の学習にとって効果的な方法になることがあります。
「教えない指導」とは
放置することではありません。
生徒が考え、試行錯誤し、答えを導き出す
プロセスを大切にするというアプローチです。
たとえば、生徒が問題に取り組んでいるとき
すぐに答えを教えるのではなく
質問を投げかけたり
ヒントを出したりして
とにかく思考をしてもらうことがあります。
「どうしてそう思ったの?」
「その考え方で最後まで行けそう?」など
生徒の考えの筋道にアドバイスしながら
すぐに答えにたどり着かせないのです。
このような指導方法には
いくつかのメリットがあります。
まず、自分で考える力が身につきます。
自力で答えを出す経験は生徒の成功体験となります。
誰かに教えられた答えよりも
自分で出した答えの方が
記憶にも定着しやすいのです。
次に、失敗から学ぶ姿勢が育ちます。
うまくいかないことを経験することで
「なぜダメだったのか」を自分で分析する力が育ちます。
さらに、「わからないことに向き合う力」も鍛えられます。
教わるばかりでは
「わからないこと=誰かが解決してくれること」となりがちです。
教えないことで
「わからないことに対して、自分で立ち向かう」という意識が生まれます。
もちろん、すべての場面で教えないわけではありません。
基礎がない段階でこういう指導をすると
ただの混乱を生んでしまいます。
大事なことは、「教える」と「教えない」のバランスです。
ある程度の知識やスキルを身につけた生徒は
「教えない」ことが成長を加速させます。
学習の主役は、指導する側ではなく
教わる側の生徒自身です。
私たちは学習塾の講師は
生徒の学びサポートする伴走者です。
「教えない指導という選択肢」には
忍耐と信頼が必要です。
答えを与えずに見守ることは
指導する側にとって勇気がいることです。
勇気をもって
「教えない指導という選択肢」も
していきたいと思います。
最後までお読みくださいまして
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