こんにちは。集団指導室長の鈴木と申します。よろしくお願い致します。

 まずは、この文章のページを開いていただきまして、ありがとうございます。不定期ではありますが、日々思うことをこちらにあげていきます。ご一読いただけましたら幸いです。

 本日は、自分のことについて少しお話したいと思います。

 すでに明倫館に勤めて10年以上が経ちました。子どもたちを指導する立場ではありますが、かえって子どもたちから教えてもらえることの多いこの仕事に魅力とやりがいを感じております。子どもたちが努力している姿を見ていると、自分も精進しなければと奮い立ちます。

 勤めて数年が経った頃、「テキストに書かれていることをただ教えるのはよくないよな」と思いました。例えば社会科であれば、「中国・四国地方」を教えるときに、「当の本人が現場に行ったことがないのであれば、教える資格はないよな」と感じたんですね。その頃から、よく旅をするようになりました。現地で様々なことを調べ、授業に反映するようになったんですね。今でもその習慣は変わっていません。自ら経験し、実感してきたことは社会科のみならず、あらゆる場面で役に立っています。そのきっかけは「子どもたちに、今よりも良い授業を行いたい」と思ったことにありました。そう思わせて頂いた子どもたちには感謝しかありません。そのように、仕事が自らのライフスタイルに影響を及ぼすことがこれまでに何度もあり、今の自分を形づくってきました。ありがたいことです。これからも、子どもたちに負けないように努力を続け、人としても成長して参りたいと思っています。

 次の写真は、浅間山付近の鬼押出し園(おにおしだしえん)を旅したときのものです。現地では、曇り→吹雪→晴天というように天候が目まぐるしく変わる貴重な経験をさせてもらいました。また、「日本のポンペイ」と呼ばれる鎌原観音堂も訪ね、噴火の恐ろしさを実感しました。

 最近は能登半島での地震をはじめとして、各地で強い地震が頻発しております。また、まもなく関東大震災から100年を迎えます。改めて災害の多い国にいることを自覚しましたし、過去の歴史の教訓を生かして日々過ごしていけたらと感じています。

 最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。今後とも、ご一読いただけましたら幸いです。

 集団指導室長として至らないことがございましたら、何でもおっしゃってください。ご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 明倫館 集団指導室長 鈴木 健太