こんばんは。集団指導室長の鈴木です。
現在、28日の0時過ぎ深夜(27日24時過ぎ)です。少し前、佐渡島(さど)の金山が世界文化遺産に登録されました。これで日本の世界遺産登録数は26となります。
登録されれば嬉しいでしょうが、私はそれ以前に日本が自国の魅力をどんどん発掘していくべきだと思っています。世界遺産に登録されるのを待つのではなく、地元の魅力を発信し続けていたら、いつの間にか登録されていたくらいがちょうどいいのではないでしょうか。
子どもたちに「静岡といえばどこ?」と尋ねてみても、「富士山」という意見が圧倒的に多いです。他県と比べてセルフプロデュースが下手なだけで、魅力的な場所はとても多いと思います。他力本願になるのではなく、地元の有志が積極的に働きかけることのできる体制づくりが進んでほしいものです。
子どもたちと接していると、湧き出るアイデアの数に脱帽することがあります。実にさまざまな意見を持っていて、「これが政治に反映されたらなあ」と願いたくなるほどです。今のしくみでは、そういった声をすくいあげることができないので、将来的にはどの世代も簡単に意見を送ることができ、みなでこの国をよくしていけるようなしくみが実現してほしいと思います。その第一歩として、まずは自分の地元の魅力をどんどん開拓していきたいと思います。まず隗より始めよ、ですね。
佐渡島の大野亀です。願(ねがい)という場所にあります。2年ほど前に訪れました。フェリーに車を乗せ、島を探訪。道の至る所に駐車スペースがあるので、島の魅力を余すことなく味わうことができました。
登録後、観光客が急増するという現象は好きではないのですが、ひとりでも多く、金山だけではない佐渡島の魅力を感じて欲しいですね。そして、登録の恩恵を受ける人とそうではない人、のような格差が生まれないことを願います。