こんばんは。鈴木です。 


 さて、公立中学校は11月の定期テストが終わりました。附属中学校は定期テストがないかわりに、追求ラッシュとなっております。第2回学力調査終了後に、いよいよ内申点が確定します。このあとは、泣いても笑っても志望校を確定する段階に入ります。

 内申点の足りている子はこのまま第一志望校合格に向けて突っ走れ!

 惜しくも内申点が足りない子は、それでも学力を上げ切って(ここでいう上げ切る、はまさに「上げ切る」こと。全教科満点を目指すつもりで頑張らないと合格はのぞめない…。特に静岡高校は)合格を狙うか、志望校を下げるかを選択しなければなりません。

 もしもどっちつかずになりそうなとき、大切なことは…、

「最悪、来年の2月に志望校変更できるしな」、と思って選択を曖昧にしないことです。

 ここはもう、覚悟を決めて選択する。悩んでいる場合ではないのです。そして、残りの3か月を全力で頑張る。そういった子たちの多くが、これまでも志望校合格を獲得してきました。

 どっちつかずは、一番力が発揮されにくい状態です。いつまでも心の片隅にモヤモヤがある子は、目の前にある現実にもモヤモヤをかけてしまいがちです。結局、よい結果にならないのです。

 志望校を下げるのには、勇気が入ります。「内申点があと1足りないだけなのに…!」というような気持ちがあると、なかなか下げることに納得がいかないかもしれません。

 しかし、残念ながら、少しでも足りないということは、現時点ではそれまでということ。実力がないことを素直に認め、志望校を下げましょう。何も、高校入試はゴールじゃない。むしろスタートなのですから。大学入試でリベンジできている子たちも大勢います。「今度は失敗しないぞ!」という強い気持ちを胸に、高校の3年間をどう過ごすかに考えを巡らせましょう。

 ただし、ここで注意点がひとつあります。志望校を下げたからといって気を抜かないことです。明倫館の生徒ではありませんが、志望校を下げて完全に受かるつもりになり、勉強を全くしなくなってしまって不合格となった子がいた…、と聞いたことがあります。

 入試に絶対はありません。

 勘違いしてはならないのです。くれぐれも、自分の力を過信しないように。謙虚な気持ちでコツコツと勉強を続けること。それが高校にもつながる最善の行動です。

 まだ内申点が出ていない今だからこそ話しておきたいことでした。もちろん、どの子にもよい内申点が頂けることを祈っておりますが、最悪の事態も事前に想定しておくことが肝要です。どのような結果であったとしても、次に向けた行動へとすぐに移れるよう、備えておきましょう。

 
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